長崎大学歯学部卒業後、長崎大学歯学部の第二口腔外科にて7年間勤務し、平成13年より実家である道津歯科医院で勤務しています。

歯科医師であった祖父が開業してから父、私と3代で地域に密着して歯科診療に携わることできているのは、とてもありがたいことです。

大学病院での専門治療と違い、生涯にわたって患者様にかかわり、その生活の質の向上に寄与しなければならないという責任感もひしひしと感じるこの頃です。

最近はお子様だけでなく、大人の歯並びの相談や、高齢者の診療依頼などが増えてきております。来院される方も高齢化してきており、歯科のことだけでなく、いろんな病気についてもある程度の知識がないと対応も難しくなってきています。それに応えるべく、いろんな研修会に参加して知識の更新、技術の向上に努めております。

地域の診療所の良いところは、患者さんとざっくばらんにおしゃべりができることですね。
「あんたのおじいちゃんによく怒られた」とか、「40年前におじいちゃんに作ってもらった入れ歯が調子良くてねぇ」などいろんな思い出を共有できたりするのも楽しみの1つです。

最近では介護や、病気などでストレスを抱えておられる方も多いため、カウンセラーみたいな役割をすることもあります。

診療以外の面でも担わなければならないこともたくさんありますが、それもまた自分の人生の糧となるのかなと思っております。

歯の治療はもちろん必要ですが、これからは口の中の治療のみならず、食事や姿勢や呼吸などいろんな面からアプローチしてトータルで健康を得るためのアドバイスをしていこうと思っております。

赤ちゃんも、子どもも、大人も、高齢者も、どの時代も健康でおいしく食べ、キレイな口、見た目をキープしていけるように・・・・

診療スタイルも少しずつ変えていく予定です。

私もまだまだ勉強中の身ですが、なにかご相談などございましたら、お気軽におたずねください。